自毛植毛のショックロスてどんな症状?
ショックロスとは、植毛の手術後に起きやすい抜け毛症状のことです。
もう少し詳しく言うと、植毛をした頭皮の周りの毛まで抜けてしまうことを言います。
ここで、「全部抜けるのはつらいな・・・」と思った方がいるかもしれませんが、抜けてしまうと言っても全部抜けてしまうわけではなく、10%~15%密度が少なくなるイメージです。
そして、ショックロスで抜けてしまった髪も6ヶ月~12カ月でもとに戻ります。そして、新たに生えてくる髪の毛の毛質も大きな変化はないので安心してください。
このサイトでは、ショックロスにかかわる下の3つのポイントからもう少し詳しく解説していきます。
1.ショックロスの原因 | なぜ起こるのか?
2.ショックロスはいつおこるのか?
3.どこの髪の毛が抜けるのか?
ショックロスが起こる場所は、植毛をした部位の周辺です。移植株を採取する場所ではありません。つまりドナー採取を行う後頭部などには、影響はありません。
さらに詳しく言うと、植毛した部位の周辺で、もともと毛根や髪の毛が弱くなっていると抜けやすいです。
ショックロスが起きやすいのは?
- 女性の方が男性よりもショックロスになりやすい
- 高密度で植毛手術をするとショックロスがおきやすい
男性よりも女性の方がショックロスが起こりやすいというは意外ですが、これも、医学的にははっきりとわかっていません。
高密度の植毛では、ショックロスが起こりやすいですが、高密度の植毛は手術後の満足感が大きいのでリスクとのバランスが大切になります。
選択肢は1か2のどちらか
手術方法 | 内容 |
---|---|
1.高密度 |
ショックロスのリスクは大きくなる
(抜けた髪はまた生えてくるが時間がかかる) |
2.通常 |
ショックロスのリスクは小さくなるが密度に不満が出る可能性がある |
最近では、高密度の植毛をうたっているクリニックもありますが、ショックロスのリスクが高くなるのに加えて、頭皮に負担をかけるわりに効果が少ないというデータも出ています。
ということは、1番いいのは上の選択肢1でも2でもなく、通常の密度・高い技術力で植毛するクリニックを選ぶ事が、ショックロスのリスクを抑えて、髪の毛の密度も増やすことができることになります。
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ショックロスの予防について注意点
薄毛予防の飲み薬のミノキシジル・プロペシアでショックロスを予防しようとするクリニックがありますが、海外では効果なしと確認されていて実施しているクリニックはありません。
日本では、ショックロスの予防としてミノキシジルやプロペシアを処方するクリニックはまだあるので注意してください。必要ありません。
ちなみに海外での最先端技術では、植毛手術後に低出力レーザーを使用しています。この効果は、ショックロスの大幅軽減と植毛した毛の成長を促す効果が確認されています。
しかし、日本ではこれを取り入れているクリニックはまだありません。