自毛植毛にタバコがよくない3つの理由
自毛植毛を受ける人にとってタバコは、いいことがひとつもないという事を言わなければなりません。
なぜなら手術を受ける時には傷の治りが遅くなり、手術後はせっかくの髪の毛が抜ける作用も確認されているからです。
タバコが自毛植毛によくない3つの理由
それでは、この3つを詳しく見ていきましょう。
自毛植毛にタバコで起こる作用の詳細
1.自毛植毛とタバコ|ニコチンが血管を収縮させる
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させてしまいます。
これは頭皮であっても例外ではありません。髪の毛が育つのに必要なのは頭皮の血流です。健康的な血の流れがあれば元気な髪の毛が生えてきますが、血流を悪くしてしまうと髪の毛が栄養不足になって抜けてしまいます。
また、血管が収縮して血流が悪くなるということは、手術後の傷の治りも悪くなって定着率も下がってしまいます。
2.自毛植毛とタバコ|興奮状態で眠りが浅くなる
タバコに含まれる化学物質の影響で必要以上の興奮状態を引き起こします。そうすると自律神経が乱れるため睡眠にも悪い影響を引き起こします。植毛手術後に限った事ではありませんが、質のいい睡眠が発毛に必要になるため悪い影響と言えます。
3.自毛植毛とタバコ|髪の毛が抜ける作用がある
海外でおこなれた研究で喫煙をする事でジヒドロテスステロンが増えるというものがあります。この物質はAGA(男性型脱毛症)を引き起こす原因になります。
つまり、タバコを吸うと植毛手術を受けても逆に脱毛を進行させて薄毛を引き起こしてしまうという事です。
自毛植毛とタバコのまとめ
このようにタバコと自毛植毛を考えた時にメリットがひとつもないこと、タバコを吸うことで自毛植毛で起こる可能性のある、副作用や後遺症の悪化を引き起こすことも考えられます。これを期に禁煙に挑戦してみるのもいいかもしれません。
ただし、私の経験上禁煙はストレスがかかります。ストレスは余計脱毛を進行させてしまうので無理にではなく禁煙してみようと思う方だけにしたほうがいいと思います。
禁煙できないのであれば、自毛植毛の手術の当日から7日間はできるだけ吸わないようにして傷の治りが悪くならないようにしましょう。